2017/11/20

テンテンヤスデ

ニセササラダニ採集のために、工場建物の周囲にたまった渇き気味の落ち葉を持ち帰り、金網にいれて落下物を検分していると、見たことのない小さなヤスデが1ペア現れた。

体の横に点々模様がついている。長さは10mmほど。



眠たそうな顔をしていてなんかカワイイ。
個眼が一列に並んで、閉じた目のような形にみえる。

雄の生殖肢先端の形状から
Choneiulus palmatus (Němec, 1895)と判断した。
ヒメヤスデ目で、Blaniulidae に含まれる。

このテンテンつきヤスデはヨーロッパ原産で、北米とオセアニアに移入。って分布なので、大阪市内で見つかっても、あんまり奇妙な感じはしない。Blaniulidaeには、かなりヤバめな農業害虫がいるらしいので、本種についても用心に越したことはないと思う。

参考URL   http://www.padil.gov.au/maf-border/Pest/Main/140590

1 件のコメント:

  1. hello? I want to talk with you about Cupedidae.
    Please contact me: leiodidae@hotmail.com

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